ニホントカゲ・カナヘビの飼い方。
2001年 01月 01日
※あくまで一例として私個人の飼育法を紹介しているだけですので、必ずしもこの方法がベストと言うわけでもなく、正解と言う事でもありません。あくまで参考に、飼育は自己責任と言う事でよろしくお願いいたします。
簡単な説明:いわゆるその辺で見かける「トカゲ」です。ニホントカゲ、ニホンカナヘビどちらも大体20cm位の大きさになります。
ニホントカゲの方が鱗っぽく黒光りして太め、カナヘビはややつや消しで尻尾が長いです。
生物学上はニホントカゲはスキンク科、ニホンカナヘビはカナヘビ科と違う分類になります。
生活:どちらも障害物の多いところに生活し、ニホントカゲの方がやや湿気の多いところに住んでいる。
ニホントカゲは土中に潜りますが、カナヘビは障害物に隠れるような生活です。
どちらも日当たりの良いところで日光浴をして、体温、紫外線の調整をします。
また、トカゲの特徴である「尾切り」をします。切れた尾は再生しますが、骨はありません。
餌:基本的に生きた蟲等を食べます。
バッタ、コオロギ、ワラジムシ、芋虫、ワーム類等を食べます。
与える餌の大きさの目安は個体の頭より小さいものをあげてください。
週に2,3回のペースで十分でしょう。
最近はペットショップや熱帯魚屋さんで、ヨーロッパイエコオロギ(イエコ)等が販売されているので、
それらを利用すると比較的楽に調達する事ができます。
ピンセットに慣らすと、冷凍餌等、生きていない餌に餌付ける事も出来ますが、個体の性格によってはダメな場合もあります。
飼育環境:
・ケージ(プラケ、ガラス水槽、爬虫類用ケージ等)
基本的にツルツル面は上れないので高さがあれば、蓋は要りませんが、
カナヘビは尻尾立ちをして、かなりの高さでも上ってしまうので、
蓋をした方が良いでしょう。
ガラス水槽の場合は蒸れ防止のためにも、メッシュ状の金網等のものが良いでしょう。
・床材(黒土、ピートモス、川砂等)
野外採取したものであれば、捕まえた場所の土などをそのまま入れてしまうのも良いでしょう。
誤飲をしてしまった時のために、なるべく目の細かいものが良いでしょう。
また、特にニホントカゲはある程度保湿が出来るものが良いと思います。
・シェルター(隠れ処、植木鉢の欠片、石、流木等)
普段は隠れて生活しているので、生活の拠点になります。
また、脱皮の際に擦り付けて皮をはがしたりするので、適度なザラつきがあるものが良いでしょう。
・照明(紫外線灯等)
ほとんどの爬虫類は紫外線(UVA,UVB)を脱皮やビタミンD3の生成のために必要とします。
太陽光線がもっとも良いのですが、室内飼育の場合は別途蛍光灯やスポットライトが必要になります。
1日15分~1時間くらい日の当たる窓側へ動かせるのであれば、特に紫外線灯は必要ないかも知れませんが、
直射日光を当てる場合は気をつけないと暑すぎて死んでしまう事故が良く起こりますので、目を離すことが出来ません。
また、照明は生活のリズムを作るためにタイマー等で同じ時刻に点灯、消灯するようにすると良いでしょう。
紫外線灯は蛍光灯タイプやバスキングライトから紫外線を発生するタイプがあります。
・ヒーター(バスキングライト、ヒートライト、パネルヒーター等)
爬虫類は変温動物なので、自ら体温調整をする事が出来ません。
そのため、日光浴等で体温を上げてから活動したりします。
照明と温度管理をかねてスポット(バスキング)ライト等を利用すると良いでしょう。
スポット(バスキング)ライトの先に石等を置いておくと反射熱で腹側も温まって消化が良くなったりします。
また、パネルヒーターを底面や側面にあてて、全体的に保温する事も、冬場には必要です。
冬眠させる場合は必要ありません。
また、ケージ内に温度のムラを作って、暖かい所と、涼しい所を作ってあげると自分達で適温の場所を選び、
過度の熱による死亡事故を防ぐ事が出来ます。
・餌入れ
餌蟲が隠れたりするのを防ぐ事が出来るくらいです。
ピンセットでの給餌に慣らしてしまえば必要ないでしょう。
・水入れ
結構飲みますので必ず入れて、水を切らさないようにしましょう。
暑い場合は入ったりする事もあります。
餌の虫がおぼれたししないように落ち葉や水苔を入れておくと良いでしょう。
セッティング例:
簡単な説明:いわゆるその辺で見かける「トカゲ」です。ニホントカゲ、ニホンカナヘビどちらも大体20cm位の大きさになります。
ニホントカゲの方が鱗っぽく黒光りして太め、カナヘビはややつや消しで尻尾が長いです。
生物学上はニホントカゲはスキンク科、ニホンカナヘビはカナヘビ科と違う分類になります。
生活:どちらも障害物の多いところに生活し、ニホントカゲの方がやや湿気の多いところに住んでいる。
ニホントカゲは土中に潜りますが、カナヘビは障害物に隠れるような生活です。
どちらも日当たりの良いところで日光浴をして、体温、紫外線の調整をします。
また、トカゲの特徴である「尾切り」をします。切れた尾は再生しますが、骨はありません。
餌:基本的に生きた蟲等を食べます。
バッタ、コオロギ、ワラジムシ、芋虫、ワーム類等を食べます。
与える餌の大きさの目安は個体の頭より小さいものをあげてください。
週に2,3回のペースで十分でしょう。
最近はペットショップや熱帯魚屋さんで、ヨーロッパイエコオロギ(イエコ)等が販売されているので、
それらを利用すると比較的楽に調達する事ができます。
ピンセットに慣らすと、冷凍餌等、生きていない餌に餌付ける事も出来ますが、個体の性格によってはダメな場合もあります。
飼育環境:
・ケージ(プラケ、ガラス水槽、爬虫類用ケージ等)
基本的にツルツル面は上れないので高さがあれば、蓋は要りませんが、
カナヘビは尻尾立ちをして、かなりの高さでも上ってしまうので、
蓋をした方が良いでしょう。
ガラス水槽の場合は蒸れ防止のためにも、メッシュ状の金網等のものが良いでしょう。
・床材(黒土、ピートモス、川砂等)
野外採取したものであれば、捕まえた場所の土などをそのまま入れてしまうのも良いでしょう。
誤飲をしてしまった時のために、なるべく目の細かいものが良いでしょう。
また、特にニホントカゲはある程度保湿が出来るものが良いと思います。
・シェルター(隠れ処、植木鉢の欠片、石、流木等)
普段は隠れて生活しているので、生活の拠点になります。
また、脱皮の際に擦り付けて皮をはがしたりするので、適度なザラつきがあるものが良いでしょう。
・照明(紫外線灯等)
ほとんどの爬虫類は紫外線(UVA,UVB)を脱皮やビタミンD3の生成のために必要とします。
太陽光線がもっとも良いのですが、室内飼育の場合は別途蛍光灯やスポットライトが必要になります。
1日15分~1時間くらい日の当たる窓側へ動かせるのであれば、特に紫外線灯は必要ないかも知れませんが、
直射日光を当てる場合は気をつけないと暑すぎて死んでしまう事故が良く起こりますので、目を離すことが出来ません。
また、照明は生活のリズムを作るためにタイマー等で同じ時刻に点灯、消灯するようにすると良いでしょう。
紫外線灯は蛍光灯タイプやバスキングライトから紫外線を発生するタイプがあります。
・ヒーター(バスキングライト、ヒートライト、パネルヒーター等)
爬虫類は変温動物なので、自ら体温調整をする事が出来ません。
そのため、日光浴等で体温を上げてから活動したりします。
照明と温度管理をかねてスポット(バスキング)ライト等を利用すると良いでしょう。
スポット(バスキング)ライトの先に石等を置いておくと反射熱で腹側も温まって消化が良くなったりします。
また、パネルヒーターを底面や側面にあてて、全体的に保温する事も、冬場には必要です。
冬眠させる場合は必要ありません。
また、ケージ内に温度のムラを作って、暖かい所と、涼しい所を作ってあげると自分達で適温の場所を選び、
過度の熱による死亡事故を防ぐ事が出来ます。
・餌入れ
餌蟲が隠れたりするのを防ぐ事が出来るくらいです。
ピンセットでの給餌に慣らしてしまえば必要ないでしょう。
・水入れ
結構飲みますので必ず入れて、水を切らさないようにしましょう。
暑い場合は入ったりする事もあります。
餌の虫がおぼれたししないように落ち葉や水苔を入れておくと良いでしょう。
セッティング例:
by ooken
| 2001-01-01 00:00
| トカゲの飼い方